近代化産業遺物③ |
有りましたよ・・・。
「縁の下(えんのした)に、懐かしい座繰り用の陶製の釜が・・・


昨年の秋まで、現役で メダカの水槽に使用していました。
メダカの10匹程度は 楽々に飼えるし、今時の水槽としては
レトロで、オシャレじゃ~ないですか。
この釜は、俺の陶芸の師匠からの貰い物なんです。
俺の師匠は ”河童仙人” と、自らを名乗り・・・
千体の河童製作を発願し、米寿の歳に千体の河童を完成し
生涯、一度の個展を開催した数か月後に黄泉の国に旅発った
極めて、清々しい人生を歩まれた仙人でした。
師匠が晩年・・・
「もう俺が持っていてもしょうがないからと・・・。」と
師匠の収集した数々の品を戴いた折の一品です・・・。
老いを迎えた今・・・
師匠の生き方を見習いたいものです・・・。