新野の雪祭り② |
さあ~・・・
「庭の儀」の始まりです。
今年は12時30分頃に「幸法(さいほう)」の登場を催促する
「乱声(らんじょう)」が始まります・・。
阿南町の法被を身に纏った消防団の皆さんの掛け声で
幕開けです・・・・。
この写真は、薪(まき)を持って、板戸を打ちつける
すごい素朴な所作です・・・。
(始めて見た時の印象は忘れがたいものです・・・。)


「庭開き(にわびらき)」です。
小さな松明を灯したお舟が三々九度に上下させながら
大松明(おおたいまつ)の頂きに向かいます。
お舟には「恵比須(えびす)様」「大黒(だいこく)様」が乗り
帆には「稲穂」が垂れてます・・・。
五穀豊穣を祈るのに相応しいお舟です・・・。
よくぞ、今まで伝承されたものですね・・・。


その後・・・
大松明は、明々と燃えて庭を照らします・・・。

「幸法」の出番を再度、促します・・・。

幸法の登場です・・・。




この九回の踊りは、大松明に点火する所作と同様に
三々九度をして神様との「契(ちぎり)」を交わすようです・・・。
最後の舞いが終わると・・・
「ササラ舞い」の登場です・・・。
皆さん・・・
楽しくやってますね。




山からの「若水(わかみず)」が神殿に到着・・・

祭りは絶好調・・・


「茂登喜(もどき)」が登場し
七回舞いを繰り返します・・・。
そして、いよいよ 「競馬(きょうまん)」の登場です・・・。
艶やかな晴れ姿を・・・
まずは堪能しましょう・・・。







「太陽」と「月」を表しているそうです・・・。
この場面を迎えたのが午前4時
まさに・・・
「眠い」「煙たい」「寒い」のお祭りですが
今年はまだ寒さが、さほど厳しくなく
いや~・・
良い体験でした・・・。
皆様も一度・・・
新野に足を運んでみたら、如何ですか・・・・。