2014年 08月 27日
御射山社祭 |
薄日が射してきました・・・
今日は御射山様のお祭りの日・・・
晴れると、いいなあ~・・・。
※ 写真は昨年8月26日の「御射山社祭」に撮影した
写真を使用しています。
今日は御射山様のお祭りの日・・・
晴れると、いいなあ~・・・。
※ 写真は昨年8月26日の「御射山社祭」に撮影した
写真を使用しています。
御射山様のお祭りってなに・・?
諏訪の氏子の皆様はお子さんが2歳児になると
諏訪大社に参拝して、ドジョウを放し、ススキのお守りを戴く神事・・・
人生初の厄払い・・・
そうか・・・
あのお祭りかと・・・
諏訪信仰が盛んだった中世(鎌倉期)には、全国から
武士が集まる壮大な祭りだったようですが・・・。
参考までに・・・
御射山御狩神事(みさやまみかりしんじ)
- 現在は御射山社祭という名前で諏訪大社の上社と下社でそれぞれ
8月26日~28日に行われる。
かつては旧暦7月下旬から数日から行われていたらしい。 - 風神でもある諏訪明神に収穫前に豊作を祈願すると共に
二百十日の前に行う風鎮めの 意味もあるらしい。 - 鎌倉時代、武神でもある諏訪明神のこの祭りで武士たちが武芸を競い
伝播させたため、この時期の祭りには御射山祭の名前や形式を残した
祭りがそこそこあるらしい。 - 「御射山御狩神事」が終わるとき、日月星を同時に見ることできると言われ
諏訪大社の七不思議の1つ「穂屋野の三光」(ほやののさんこう)と呼ばれる
時代と共に祭りの形態が変化するのは祭りの宿命なんでしょうね・・。
諏訪の明神様は・・・
風を司(つかさど)る ”風鎮め” の神様
” 風の祝(かぜのほうり)” なんです。
(諏訪大社の象徴でもある ”薙(なぎ)鎌” もそうです。
祭りには欠かせないものが薄(ススキ)・・・
大風にも折れないしなやかな性質が尊ばれ・・・
台風が来ても、稲が倒れませんように・・・
豊穣でありますように・・・
我が子の成長が健やかでありますように・・・
挫折しないように・・・
と、願いが込められて、ススキが飾られ・・・
「薄(すすき)の穂(ほ)」が、お守りとなるのです。
まずは・・・
伝統的に御射山祭の行列を奉仕担当する
富士見町・御射山神戸地区の
「すすきの飾り」を紹介しましょう・・・。
そして・・・
行列が道中に立ち寄り、神事を執り行う
神社のススキの飾りです・・・。
(一部ですが・・・。)
さて・・・
いつもの ”物好き爺さん”のこと・・・
去年、上社の御射山様の行列にくっ付いて
本宮から富士見の原山まで十数キロを同行して
来ました・・・。
言葉での説明は難しいので、写真で行列の雰囲気を
味わってください。
(行列の名は 正確には 国常立命(くにとこたちのみこと)
神輿(みこし) 登座神事(のぼりまししんじ)と言い
8月26日に執り行われます。
行列は朝、本宮を出発し、前宮に向かいます・・・。
到着後、十間廊(じゅっけんろう)に神輿を安置・・・境内神社で神事を執り行います。
芹(せり)の玉串が、珍しい・・
自然との共生・・・・?
すごく・・・
新鮮に映ります・・・。
近所の保育園児が安全祈願に訪れ・・・
神輿の下を潜ります。
行列は各所の神社で神事を執り行いながら
御射山を目指します。
御射山 到着です・・・。
穂屋が設えてありますね・・・。穂屋では直会(なおらい)の準備が・・・
国常立命(くにとこたちのみこと)社に神輿を安置して
この日の神事は終了です・・・。
(同行はとても貴重な体験でした・・・。)
機会があったら・・・・
是非 御射山社散策に出掛けませんか・・・。
尾花ふく穂屋のめくりの
ひとむらにしばし里あり
秋の御射山
下社 大祝(おおほうり)
金刺(かねさし)盛久の歌
そして・・・
俺の印象記憶媒体
国之常立之命(くにのとこたちのみこと)の
登座(のぼりまし)神輿(みこし)は
蕎麦(そば)の花の道 行く
by gakurokusoba
| 2014-08-27 11:09
| 諏訪便り・諏訪巡り
|
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