2014年 08月 05日
諏訪大社・下社遷座祭(お舟祭り)・・・完結編 |
”お舟祭り”にお付き合いして頂き・・・
ありがとうございました・・。
いよいよ・・・
完結編です・・・。
まずは御神体が移された秋宮への「宮入り」です・・・。
秋宮・大鳥居 通過です・・・。
爺さん・・・
婆さん・・・
到着ですよ・・・。
さあ~・・・
ここからが、また「力仕事」・・・
お舟が「神楽殿」を右回りに3周します・・・。
(この意味については、最後に小生の解釈をします・・・
なんちゃって~・・・。)
まずは木遣り衆の美声を・・・
そしてお舟は無事 神楽殿 3周の曳行を終了しました・・・
曳行が終了すると・・・
境内に設けられた土俵で”神事三番相撲”が
執り行われます・・・
今年は御頭郷川岸・湊地区より・・・
川岸地区から3名・・・
(全員が新倉(あらくら)の衆だって・・・
前にブログに書いた「新倉・毘沙門様」の相撲で
鍛えているからなのかな~・・・?。)
湊地区から3名の大相撲です・・・。
まずは宮司さんのご挨拶・・・
相撲を仕切るのは、上社伝統の「十五夜相撲」の皆さんです・・・・
大一番の後・・・
勝っても負けても「役相撲に叶う・・・」の
扇子が関取に授与・・・
大方の見物客・観客はこの辺で柴舟の柴(厄除け効果あり)を手に取り
お土産にして家路へと向かい、お舟祭りは終了となるんですが・・・
今回は最後まで見物してきました・・。
それは・・・
お祭りで主役を務めた「翁・翁な」の「御焚き上げ神事」です・・・。
暗闇が迫る中・・・
行列は神事が催行される「内御霊戸社(うちみたまどしゃ」に向かいます・・・。
到着後・・
神事を無事終了して・・・
解体された人形は天に帰ります・・・
三日月が木の葉の向こうに見え隠れする・・・
闇が美しい夜でした・・・。
今年は御頭郷(おんとうごう)の
川岸地区の胴棒や元綱の皆様も
最後の神事まで参加してました・・・。
お祭りの最後まで見届ける・・・
お祭り男の本領ですね・・・
素晴らしいことです。
御頭郷の皆様、ご苦労様でした・・・。
俺にとっても、素晴らしい「お舟祭り」でした・・・。
ここからが蛇足・・・
次の日・・・
暗くてよく把握できなかった「内御霊戸社」と
「外御霊戸社」を見学して来ましたので
ご案内しますね・・・。
こちらが「内御霊戸社」です・・・
昨夜の神事の名残が確認できます・・・
そしてこちらが「外御霊戸(そとみたまどしゃ)」です・・・
両社とも、旧道・鎌倉街道沿いに鎮座しておりますよ・・・。
さあ~・・・
この意味については、最後に小生の解釈をします・・・
少し長くなりますが、お付き合いを・・・
明治時代に「太陽暦・新暦」が採用される以前は
「太陰暦・旧暦」で諏訪大社の神事は執行されていました。
旧暦1月1日の遷座祭(現在は2月1日)
旧暦1月14日の筒粥神事(現在は1月14日)
旧暦7月1日の遷座祭(現在は8月1日)
旧暦7月27日の御射山祭(現在は8月27日)
旧暦7月27日の御射山祭を新暦に置き換えると
今年は8月22日になります。
わかりましたか・・・?。
農耕の神様の神事は・・・
実に整然と行われていたんです・・・。
1月1日にお明神様が春宮に戻り
同じくして、旧御射山様(七島八島)から
山の神・田の神様がツツツー・・・と
春宮の御神木(杉の木)を伝わって里にお降りして・・・
1月14日には、神様達の前で筒粥による豊作を占い
そして・・・
春が来て・・・
夏を迎え・・・
稲穂が育った 青々とした 田圃を確認して・・・
7月1日には、お明神様は秋宮に遷座したんです。
そして・・・・
遷座の船には山の神・田の神様がお乗りになり
秋宮に到着後・・・
神楽殿を ” 右回り ” に三周するのは・・・
( 別れは左回りに2回かと・・・。)
これから明神様が秋宮に ”入りますよ” との
意味では・・・?。
この時点で
山の神様・田の神様は・・・
秋宮の「御神木(一位の木)」から、ツツツーと
旧御射山にお帰りになられる・・・。
そして・・・・
7月27日には、旧御射山に戻られた神々のところで
大風(台風)が、稔りを妨げないように ”風祭り” を
行なったのでは・・・。
じゃ~ ないかと・・・・
思っているんですが・・・。
また、機会があったら ゆっくり語りましょうよ・・・。
おしまい
ありがとうございました・・。
いよいよ・・・
完結編です・・・。
まずは御神体が移された秋宮への「宮入り」です・・・。
秋宮・大鳥居 通過です・・・。
爺さん・・・
婆さん・・・
到着ですよ・・・。
ここからが、また「力仕事」・・・
お舟が「神楽殿」を右回りに3周します・・・。
(この意味については、最後に小生の解釈をします・・・
なんちゃって~・・・。)
まずは木遣り衆の美声を・・・
境内に設けられた土俵で”神事三番相撲”が
執り行われます・・・
川岸地区から3名・・・
(全員が新倉(あらくら)の衆だって・・・
前にブログに書いた「新倉・毘沙門様」の相撲で
鍛えているからなのかな~・・・?。)
湊地区から3名の大相撲です・・・。
勝っても負けても「役相撲に叶う・・・」の
扇子が関取に授与・・・
大方の見物客・観客はこの辺で柴舟の柴(厄除け効果あり)を手に取り
お土産にして家路へと向かい、お舟祭りは終了となるんですが・・・
今回は最後まで見物してきました・・。
それは・・・
お祭りで主役を務めた「翁・翁な」の「御焚き上げ神事」です・・・。
暗闇が迫る中・・・
行列は神事が催行される「内御霊戸社(うちみたまどしゃ」に向かいます・・・。
神事を無事終了して・・・
解体された人形は天に帰ります・・・
闇が美しい夜でした・・・。
今年は御頭郷(おんとうごう)の
川岸地区の胴棒や元綱の皆様も
最後の神事まで参加してました・・・。
お祭りの最後まで見届ける・・・
お祭り男の本領ですね・・・
素晴らしいことです。
御頭郷の皆様、ご苦労様でした・・・。
俺にとっても、素晴らしい「お舟祭り」でした・・・。
ここからが蛇足・・・
次の日・・・
暗くてよく把握できなかった「内御霊戸社」と
「外御霊戸社」を見学して来ましたので
ご案内しますね・・・。
こちらが「内御霊戸社」です・・・
昨夜の神事の名残が確認できます・・・
この意味については、最後に小生の解釈をします・・・
少し長くなりますが、お付き合いを・・・
明治時代に「太陽暦・新暦」が採用される以前は
「太陰暦・旧暦」で諏訪大社の神事は執行されていました。
旧暦1月1日の遷座祭(現在は2月1日)
旧暦1月14日の筒粥神事(現在は1月14日)
旧暦7月1日の遷座祭(現在は8月1日)
旧暦7月27日の御射山祭(現在は8月27日)
旧暦7月27日の御射山祭を新暦に置き換えると
今年は8月22日になります。
わかりましたか・・・?。
農耕の神様の神事は・・・
実に整然と行われていたんです・・・。
1月1日にお明神様が春宮に戻り
同じくして、旧御射山様(七島八島)から
山の神・田の神様がツツツー・・・と
春宮の御神木(杉の木)を伝わって里にお降りして・・・
1月14日には、神様達の前で筒粥による豊作を占い
そして・・・
春が来て・・・
夏を迎え・・・
稲穂が育った 青々とした 田圃を確認して・・・
7月1日には、お明神様は秋宮に遷座したんです。
そして・・・・
遷座の船には山の神・田の神様がお乗りになり
秋宮に到着後・・・
神楽殿を ” 右回り ” に三周するのは・・・
( 別れは左回りに2回かと・・・。)
これから明神様が秋宮に ”入りますよ” との
意味では・・・?。
この時点で
山の神様・田の神様は・・・
秋宮の「御神木(一位の木)」から、ツツツーと
旧御射山にお帰りになられる・・・。
そして・・・・
7月27日には、旧御射山に戻られた神々のところで
大風(台風)が、稔りを妨げないように ”風祭り” を
行なったのでは・・・。
じゃ~ ないかと・・・・
思っているんですが・・・。
また、機会があったら ゆっくり語りましょうよ・・・。
おしまい
by gakurokusoba
| 2014-08-05 18:53
| 諏訪便り・諏訪巡り
|
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