太陽の道(二つの太陽) |
毎年、この日を楽しみに待っていることがあるんです。
春と秋のお彼岸に岡谷市湊地区の「小坂観音」で
太陽の道(二つの太陽)が見えるんです。
今朝も6時に起床し、支度はしたんですが
東の空を見たら
太陽は雲の中・・・
「ダメかな・・・・?。」と
「ズクなし」をして、現地には行かず・・・
またの機会に譲ることに・・・・。
昨年の「春のお彼岸」に現地で撮影した写真が
ありますので
解説と合わせ、紹介します。
太陽の道(二つの太陽)
諏訪湖、西岸の小高い丘の上に
小坂観音院があります。
春分と秋分の年二回、山門の真ん中より
湖面に映る太陽と空に輝く太陽と・・・
二つの太陽がご本尊の観音様を包み込む
神秘的な光景が見られます。
この観音様は昔、漁師の夢枕に現れ
湖底より引き上げられて
「魚篭(ビク)」の上に奉られています。
また、境内には諏訪御料人(武田勝頼の母で
湖衣(こい)姫と言う。)の墓陵があり
観音沖の湖中には武田信玄の亡骸を納めた石棺が
沈んでいるとの伝説があります。
湖衣(こい)姫の湖衣は鯉に通じ
魚篭(ビク)は豊漁に通じ
古くより漁業関係者の厚い信仰を得ています。
鯉や水産・漁業関係の皆様は機会を見て
ぜひ一度、ご参拝下さい。
※ 湖衣姫は郷土出身の作家、新田次郎の小説
「風林火山」の小説に登場します。



